事故後に警察に呼び出された話

そんな訳で交通事故の怪我もある程度良くなってきたため、呼び出されていた警察の交通課へ出向いたのですが。

警察からは事故のすぐ後、まだ私がベッドから起き上がれない頃に電話があり、「何故事故を起こしたのか心当たりはあるか?」としつこく尋ねられ、(理由がわかってたらそもそも事故を起こすか?)と内心思っていたものの、とにかくなにか理由をつけなければならない雰囲気だった為、(CDを入れ替えていた…等の適当な理由を咄嗟に思いつかなかった…) 「うーん。。心当たりがもしあるとすれば不眠症で処方されている導眠剤を割と夜遅くに飲んだのがひょっとして残っていたのかも??」と答えてしまったのが運の尽き。

 

何がなんでも理由が欲しいらしい警察官に言葉尻を取られ、交通課に来る際にはお薬手帳を持参する様言われる。

 

事故後なので、私のお薬手帳は普段の導眠剤と花粉症の薬に加え、痛み止め、抗生剤、筋弛緩剤、降圧剤…と処方された薬で真っ黒な状態。それを見て「あなたそもそも運転する資格あるんですか!?」とヤク中扱い。

くどくどイヤミを言われながら調書を取られ、かかりつけ医に運転能力を証明する診断書を貰って来いと言われる始末。。

診断書は1ヶ月以内に提出する様にとの事だったが、あまりに腹が立ったのでその足で病院に行き、1時間後には担当の警察官に診断書を叩き付けて帰ってきた。

「はい。ご苦労さま。コレで事故に関する手続きは全て終了です。」

バーカバーカ!

 

これだけ大袈裟そうに話されたにも関わらず、対物の場合はゴールド免許のまま点数も引かれず…という辺りが腑に落ちないけれど、そこは私にとって有り難い事なのでヨシとする。

 

それにしても!

 

職質を受けやすい体質の私としては(夜、河口とか堤防に車を停めて星とか工場夜景を眺めていると田舎ではパトロールのコースらしく、間違いなくパトカーが近づいてきて職質!) 益々警察が嫌いになった。警官と言うよりはお役所仕事が苦手なのかもしれないけど。

 

最近報道されていた、車を運転中のご高齢の方がくしゃみをした拍子に建物の壁に衝突してしまい、2人の通行人が亡くなった…というニュースを耳にするにつけ、「くしゃみをしたが故の事故」という気持がものすごく理解出来、お気の毒に感じると同時に、私がぶつかったのはただの石橋で良かった…と思う次第。

(しかもほぼ家の前で時間は朝の9時過ぎという謎。何故そんな状況で事故を起こすのか私自身が聞きたいくらいである。)

 

何が言いたかったのかというと、物損事故では点数が引かれないという事を学んだ&やっぱり警察はキライ。